2020 school work
CANONE
想定の化粧品会社のCI
自身の名前を用いて想定の会社を設定し、そのブランディングデザインを制作する課題。
自身の下の名前である「かのん」から、その由来となった美術用語で基準を意味する「canon」と、英語の否定を意味する「none」を組み合わせて、ネーミングした。ゴシック体で表記した時の文字の図形的な見え方を、ロゴデザインに反映させている。更に、図形に色面を当てはめた時に出来る形をシンボルマークとした。
「canon」と「none」を組み合わせて出来た「CANONE」の「基準はない。」という意味から、化粧においてのパーソナルカラーなどの基準を気にせず、各々がより自分だけのこだわりや基準を持って化粧品を楽しく集めて欲しいと考え、集めることでオリジナルの化粧パレットが出来るパッケージデザインを考案した。ただ集めて完結するのではなく、集めることで楽しくなることを目指し、パズルや積み木などのおもちゃを参考に、箱に化粧品を収めることで一つのオリジナルのグラフィックが出来ることを目指した。一定の決められたデザインのパッケージではなく、化粧品の色に合わせてパッケージ一つ一つのデザインが異なることで、集めて完成される絵が幾通りも楽しむことが出来る。それにより自分のものである所有感も増すのではないかと考えた。シンボルマークに対応し、三角形は口紅、正円は頬紅、長方形はアイシャドウと定めることで、マークと自社製品の紐付けを強くした。






